2月 06 2013
高齢者の腰の悩みの対処法その3
脊椎圧迫骨折という病名をご存知でしょうか?お年を召して骨が脆くなって、その結果脊椎が崩れてしまう病気です。当然崩れた場所、多くは腰に痛みが走ります。
今回は脊椎圧迫骨折による腰痛を手術で治したいとおっしゃる方からのご相談です
Q,圧迫骨折による腰痛で悩んでいます。手術を受けようと思うのですが、どんな手術内容でしょうか?
崩れた骨に液体状のセメントを入れ、補強しようという手術です。
皮膚から細いストロー状の棒を崩れた骨に差し込み、液体状のセメントを流し込みます。すると崩れた骨の形状が復活してきて、それとともに痛みが軽減されます。
発症後3か月以内の急性骨折に有効とされていますが、実際は6か月まで適応があるとも言われています。
ただし、現時点では保険が使えないのが難点です。自費診療となってしまうのです。
費用は施設によってまちまちで、入院期間も外来でOKというところから数日入院期間が必要というところもあります。
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