8月
19
2012
前回までに脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の共通症状としての間欠性跛行についてのお話しをしてまいりました。
今日はこの二つを区別する簡単な方法をお話いたします。
〇症状の違い
脊柱管狭窄症 閉塞性動脈硬化症
杖をついて歩くと楽? はい 無関係
歩けなくなったときは はい いいえ
しゃがみ込みますか?
自転車に乗っているときは楽? はい いいえ
残尿感・会陰部の灼熱感 はい いいえ
会陰勃起などが起こる
この表は脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の違いを見分けるのに便利です。お悩みの症状が果たしてどちらの疾患からくるものなのか、ぜひとも参考にしてみてください。
8月
19
2012
今日は脊柱管狭窄症の特徴的な症状である間欠性跛行についての、注意していただきたい点についてのお話しです。
〇間欠性跛行とは・・・
間欠性跛行とはしばらく歩いていたり立ちっぱなしになっていると、腰から足にかけて痛みやしびれが現れて歩けなくなるけれど、少しの間しゃがんで休憩していると回復してくる症状を言います。
〇間欠性跛行だからといって・・・
間欠性跛行は脊柱管狭窄症の特徴的な症状のです。しかし固有の症状というわけではありません。
閉塞性動脈硬化症という脚の血管が詰まってしまう病気でも、間欠性跛行という症状は現れます。しかし閉塞性動脈硬化症では、前かがみになっても痛みが軽くなりません。ここのところが脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の違いといえます。
今日は閉塞性動脈硬化症と脊柱管狭窄症の共通症状である間欠性跛行について、その区別の仕方のお話しでした。
8月
19
2012
今日は椎間板ヘルニアの特徴的症状についてのお話しです。
〇SLRテストとは
椎間板ヘルニアの特徴的な症状として、SLRテストというものがあります。それは・・・
1、あおむけに寝転んで、膝をまっすぐに伸ばしたまま脚の力を抜いてリラックスする
2、痛み・しびれといった症状のある側の脚を、他人にかかとを持ってもらって伸ばしたまま持ち上げてもらう
2の動作を行ったときに、床と脚との角度が30度~60度くらいの範囲で足腰に強い痛みが生じたら、椎間板ヘルニアの疑いが強まります。逆にまったく症状が出ない場合は脊柱管狭窄症の可能性が高いとみていいでしょう。
今日は椎間板ヘルニアの特徴的な症状であり、かつ有効な診断方法であるSLRテストのお話しでした。
8月
19
2012
今日は脊柱管狭窄症の前触れについてのお話しです。
脊柱管狭窄症は間欠性跛行が特徴的な症状であることは、前回までのお話しで触れてきました。
しかし、間欠性跛行は全員の患者様に出現するわけではありません。また間欠性跛行が顕著になってからでは、狭窄症が完成してしまっています。となると、ほかの症状を知り、またそれを重症化を防ぐ手段にしたいものですね。
今日は脊柱管狭窄症の前触れであり、間欠性跛行以外の症状についてのお話しです。
〇前触れ症状のいろいろ
次にあげる症状は脊柱管狭窄症の前触れ症状です。
足に力が入らない
足がだるい、重く感じる
スリッパが脱げやすい
つまずきやすい
足の裏にテープやガムが張り付いた感じがする
靴の中に小石が入った感じがする
これらの症状は前触れ症状として典型的なものであり、同時に間欠性跛行以外の症状でもあります。この段階であれば手術の必要はなく、様々な保存療法(手術以外の方法)があります。
脊柱管狭窄症の早期発見で、重症化を防いでいきましょう。