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8月 17 2012

脊柱管狭窄症の治療の順序について…

7:35 AM お知らせ

今日は、前回の脊柱管狭窄症はどのような転帰をたどるのかというお話しをふまえ、どのように治療を進めていけばいいかというお話をいたします。

 

〇自分の今後はどうなるのだろう?が気になりますね。

患者様にとって「自分の脊柱管狭窄症は、今後どんな転帰をたどっていくのだろう?」ということが、一番の関心事かと思います。

前回までのお話で脊柱管狭窄症の転帰は「1/3は自然寛解」「1/3は寛解・増悪を繰り返す」「1/3は手術」という確率のお話しをしました。

当然、自分を悩ます症状は今後どれに当てはまるのだろう?ということが気になってきます。

現在の痛い・しびれるという症状は自覚できますが、未来は予想はできません。

 

〇まず痛みの治療をしてみる

そこで患者様には、痛みの治療をまずは優先的に行ってもらうことをお勧めします。

それにはペインクリニックでの疼痛治療をされるといいと思われます。もし手術をすることをお考えであれば、幾つかある痛みの治療を一定期間していただき、それでも症状軽快に満足できない場合に手術をされる、という流れをお勧めいたします。

その理由を以下にお話いたします。

 

〇手術を選択すると・・・

たしかに腰痛治療に手術を選択する場合もあります。しかし、痛み治療をせずにいきなり手術をすることは避けたほうがいいと思います。

それは手術をすれば必ず良くなるという保証が何もないからです。それどころか症状が悪化することさえあるのです。

患者様の中には友人など周囲の方の勧めなどで、手術を希望される方がみえます。

しかし、友人は友人で、自分は自分です。同じように寛解するとは限りません。

それは痛み・しびれといった感覚は、人によって感じ方が違うからです。つまり同じような程度であっても、痛み・しびれの感じかたは人によって違うということなのです。それは術後であっても同じことです。

同じ程度の狭窄症であっても症状寛解の程度は感じ方によるということです。

このようなことから、手術をしても良くならないということが起こってくるのです。

 

〇手術をしてうまくいいかなかったら?

では手術をして希望通り症状が良くならなかった場合、どんな方法があるのでしょうか?

この場合、エピドラスコピーという方法や薬物療法などがあります。しかし現実的には効果が芳しくありません。ということは、手術をしてうまくいかなかった場合、次の手段が無いということになります。

 

 

以上のようなことから、脊柱管狭窄症の治療は…

1、各種の痛み治療(シップ・内服・神経ブロックなどの注射)を一定期間行う

2、1の治療で満足した結果を得られない場合は手術をする

という順序をたどっていただきたいと思います。

 

当院は名古屋市近郊の蟹江町でペインクリニックでの手法を用いた腰痛治療をさせていただいています。

手術をされる前に、当病院におけるペインクリニックでの治療を検討されてはいかがでしょうか?


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