12月 19 2012
椎間板ヘルニアによる腰痛、こんなときどうする?その7
Q、椎間板ヘルニアの痛みが2カ月ほど続いていますが、痛みで仕事が手につきません。
生活に支障が大きい場合、ご本人の希望次第ですぐさま手術を検討することがあります。
椎間板ヘルニアは自然に縮小・消失することがあるので、おもな症状が腰の痛みや坐骨神経痛の場合は、基本的に3か月くらい保存的治療(…非手術的治療)を行いながら様子を見ます。
しかし、椎間板ヘルニアはいわゆる働き盛り年代に多い疾患のため、早期の社会復帰を望まれる場合があります。“痛くて仕事が手につかないから、早く手術でスッキリしたい”というわけです。
このような場合は手術を選択することもあります。
必ずしも理想的な治療とは言えないかもしれませんが、やむを得ません。
なお、内視鏡手術は入院期間も数日と短く、早期の社会復帰を希望される方には大変良い治療法と思います。
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