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9月 23 2012

ヘルニアがマクロファージに食べられてしまうわけ

8:05 AM お知らせ

 

 

今日は椎間板ヘルニアが治っていく仕組みのひとつである、マクロファージの働きについてのお話しです。

 

〇椎間板ヘルニアには様々な形がある

椎間板ヘルニアには椎間板が圧迫されて、その結果後方にある神経に接触することで痛みを発生するタイプがあります。

もう一つが同じく椎間板が圧迫されて、椎間板の中身である髄核が飛び出してしまい、その結果神経に接触して痛みを発生するタイプです。

 

〇マクロファージが働くのは後者のタイプ

ヘルニアの程度としては後者のほうが重症と言えますが、マクロファージが積極的に活動するのもこの後者です。そして自然に回復する機能を有している分、治りやすいという面白い現象も起こるのです。

 

〇マクロファージの働くメカニズム

マクロファージは免疫に関係する細胞です。免疫細胞の役割は自分以外の外的要素を排除することですが、椎間板ヘルニアの際あえて髄核を攻撃します。

これは髄核を「外的要素」とみなしている証拠です。どうして「外的要素」とみなすのでしょうか?

 

〇成長過程にヒントがある

人は胎児の際には背骨はありません。かわりに“脊索(せきさく)”という組織が体を支えます。これは成長の過程で退化してかわって出来上がってきた背骨に置き換わります。髄核はその脊索の名残です。そして椎間板が出来上がった後体の免疫システムが出来上がるため、その内部に閉じ込められている髄核は免疫細胞からしたら『知らない顔=外的要素』となります。そのためヘルニアの際に出てきた髄核は「外的要素」とみなすのです。

 

 

今日は椎間板ヘルニアがどのようにして治っていくかのメカニズムの尾お話しでした


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